おはようございます。
吹田の「住みやすさ」を子育て世帯の目線で色々と調査するシリーズとして、第1弾は「吹田の住みやすさを調べる①:公園編」を、第2弾は「吹田の住みやすさを調べる②:学校編」を調査しました。まだご覧になっていない方は是非ともご確認ください。
さて今回は、「住みやすい街」の1つの要素として、医療機関を調査しました。医療機関とは病院(ベッドが20床以上)と診療所(ベッドが19床以下)を合わせたものになります。
何かあった時に地域の大きな医療機関があると安心ですし、近くにあって通いやすい医療機関があると利便性も高くなり、子育て世代にとっても住みやすさにつながるポイントですので、今回は医療機関の数と病床数から、吹田の住みやすさを見ていきます。
吹田市の医療機関
ここからは吹田市の医療機関について、令和3年3月に刊行された令和2年度大阪府統計年鑑からみていきます。
病院数 | 病床数 | 一般診療所数 | 一般診療所病床数 | |
吹田市 | 15施設 | 4,731床 | 336施設 | 44床 |
吹田市で大規模の病院というと「国立循環器病研究センター病院:550床」「市立吹田市民病院:431床」「大阪府済生会吹田病院:440床」になると思います。
周辺地域との比較
それでは続いては、周辺の地区町村と比較してみます。
病院数 | 病床数 | 一般診療所数 | 一般診療所病床数 | |
吹田市 | 15施設 | 4,731床 | 336施設 | 44床 |
大阪市 | 175施設 | 31,700床 | 3,494施設 | 687床 |
豊中市 | 19施設 | 3,972床 | 411施設 | 98床 |
高槻市 | 19施設 | 4,350床 | 293施設 | 92床 |
枚方市 | 25施設 | 5,385床 | 281施設 | 154床 |
茨木市 | 14施設 | 3,832床 | 233施設 | 85床 |
特徴的なのは、枚方市に病院が多いことと、茨木市は「藍野病院:969床」がある影響か施設あたりの病床数が多くなっている点と思います。吹田も施設あたりの病床数は多い方だということがわかりました。
最後に
皆さんのイメージと比べていかがでしたか?
今更ですが私は、街でよく見かける一般診療所(○○クリニック、○○医院)は入院の施設を持っているところは少ないことがわかりました。また医療機関が充実していると安心できる面もありますが、大型の病院が近くにあると救急車の通過も増えるので、音の面で気になる方もいるかもしれませんね。
次回も子育て世帯の目線から、吹田の住みやすさを調査してみますので、楽しみにお待ちください。それではまた。