吹田の住みやすさを調べる④：治安編

2022年3月17日

おはようございます。

吹田の「住みやすさ」を子育て世帯の目線で色々と調査するシリーズとして、第1弾は「吹田の住みやすさを調べる①：公園編」を、第2弾は「吹田の住みやすさを調べる②：学校編」を、第3弾は「吹田の住みやすさを調べる③：病院編」調査しました。まだご覧になっていない方は是非ともご確認ください。

さて今回は、「住みやすい街」の1つの要素として、治安の良さを調べてみました。子供がいる親の気持ちとしては、より安心して暮らせる街に住みたいですし、1人暮らしの人もできるだけ安全な街に住みたいと思います。

ただ治安といってもいろんな要素があると思いますが、今回は犯罪件数と人口の比率で数値化しながら、吹田の住みやすさを見ていきます。

吹田市の治安事情

ここからは吹田市の治安事情について、大阪府警察が公開している令和3年12月中の犯罪統計(暫定値)を参照しています。

この中では刑法犯の統計が公開されていて、刑法犯とは「凶悪犯」、「粗暴犯」、「窃盗犯」、「知能犯」、「風俗犯」、「その他の刑法犯」の6種に分類したもので、殺人、強盗、放火、強姦、暴行、傷害、脅迫、窃盗、詐欺、賭博、わいせつなどで、交通事故などは含まれません。

また市町村別の人口は国土地理協会が公開している「2021年4月調査　市町村別　人口・世帯数(日本人住民＋外国人住民)」を参照しています。

	刑法犯	人口	割合
吹田市	1,486件	376,944人	0.39%

吹田市の10年前(2011年)の数値では刑法犯総数が4,487件でしたので、かなり改善されていることがわかります。

それでは続いては、周辺の地区町村と比較してみます。

大阪市は、中央区と北区が突出して高い傾向があり、全体を底上げしているように見えます。他の市では大きな差はないにしても、茨木市が少し高く、枚方市が低い傾向が出ています。

皆さんのイメージと比べていかがでしたでしょうか？

吹田市も低い数値でしたので、治安が良く住みやすい街なのだと、改めて感じました。

次回も子育て世帯の目線から、吹田の住みやすさを調査してみますので、楽しみにお待ちください。それではまた。