吹田を流れている川って一級河川が多いわ〜
神崎川(かんざきがわ)とか安威川(あいがわ)とか、それなりの川幅があるものは当然としても、住宅地のコンクリで囲まれてるところとか、少し大きめの水路だと思っていたら、そこはまさかの一級河川。というか、川も多いけど、ほとんど一級河川ばかじゃない!?
吹田に住んでいると、そう不思議に思った方も少なくないでしょう。それもそのはず、大阪平野と淀川の歴史は治水の歴史と言っても過言ではないらしい。今も昔も。
ものの本によると「延歴 4 年(785 年)奈良から長岡京への還都(かんと)にともない、桓武天皇(かんむてんのう)は摂津職和気清麻呂(せっつのつかさ わけのきよまろ)に淀川治水を命じ、淀川と神崎川をつなぐ工事をおこなった」
そういえば、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が征夷大将軍(せいいたいしょうぐん)になったのも797年(なくなアテルイ田村麻呂)か〜。桓武天皇、勢いにのってた感じだね。
当時、自分の命令でつなぎかえた神崎川を美々しい舟で平安京に向かったでしょうなぁ。おつかれさまでした。きよまろ。
さあ、吹田市内に今なお残る田んぼを発見したら、しばし往時の「吹田」の景色、稲穂の揺れる広大な田んぼにゆるやかな丘陵地を瞑想してみるのをお勧めします。いいね〜、吹田。