吹田の住みやすさを調べる⑤:商業編

おはようございます。

吹田の「住みやすさ」を子育て世帯の目線で色々と調査するシリーズとして、第1弾は「吹田の住みやすさを調べる①:公園編」を、第2弾は「吹田の住みやすさを調べる②:学校編」を、第3弾は「吹田の住みやすさを調べる③:病院編」第4弾「吹田の住みやすさを調べる④:治安編」調査しました。まだご覧になっていない方は是非ともご確認ください。

さて今回は、「住みやすい街」の1つの要素として、商業を調べてみました。利便性に関するところで、静かでのどかな住環境とは反比例する部分もありますが、日々の買い物が便利か、よく利用する様々なサービスが充実しているかなども、住みやすさには大拙な要素になってきます。

今回は吹田の商業的な住みやすさについて、令和3年3月に刊行された令和2年度大阪府統計年鑑「市区町村、産業大分類別民営事業所数及び従業者数」から見ていきます。

吹田市の商業事情

ここからは吹田市の商業事情について産業大分類の「卸売業,小売業」と「宿泊業,飲食サービス業」と「生活関連サービス業,娯楽業」の3つの視点から見ていきます。

「卸売業,小売業」は、飲食料品、衣服、材料、器具などを卸売りまたは小売りで販売している企業の数になります。

「宿泊業,飲食サービス業」は、ホテルなどの宿泊施設と各種飲食店の数になります。

「生活関連サービス業,娯楽業」は、理美容、公衆浴場、エステ、ネイル、家事サービス、クリーニングなどの生活サービスと、劇場、映画館、公営ギャンブル、ボーリング場、フィットネス、ビリヤード場、等の娯楽施設になります。

卸売業
小売業
宿泊業
飲食サービス業
生活関連サービス業
娯楽業
吹田市の商業事情
(括弧内は全産業の割合)
3,236(28.1%)1,354(11.7%)978(8.5%)

吹田市は「生活関連サービス業,娯楽業」が低く、「卸売業,小売業」が多い特徴があります。

周辺地域との比較

それでは続いて、周辺の地区町村と比較してみます。

卸売業
小売業
宿泊業
飲食サービス業
生活関連サービス業
娯楽業
吹田市
(括弧内は全産業の割合)
3,236(28.1%)1,354(11.7%)978(8.5%)
大阪市49,355(27.5%) 26,607(14.8%) 11,163(6.2%)
豊中市2,800(21.5%) 1,677(12.9%) 1,226(9.4%)
高槻市2,247(24.1%) 1,258(13.5%) 1,010(10.8%)
枚方市2,445(24.3%) 1,412(14.0%) 1,089(10.8%)
茨木市2,274(24.5%) 1,185(12.8%) 748(8.1%)

絶対数で見ると、豊中市が「宿泊業,飲食サービス」「生活関連サービス業,娯楽業」共に高い数値になっていますので、商業的にも住みやすさが高いのだと思います。また茨木市の「生活関連サービス業,娯楽業」が低いことにも特徴があります。

但し、全産業からの割合でみると、「卸売業,小売業」は吹田市の28.1%、「宿泊業,飲食サービス」は大阪市の14.8%、「生活関連サービス業,娯楽業」は高槻市と枚方市の10.8%とまた違った特徴が見て取れます。

最後に

皆さんのイメージと比べていかがでしたでしょうか?

吹田市どちらかと言うと商売の街、あきんどの街なのか・・・と、改めて感じました。

次回も子育て世帯の目線から、吹田の住みやすさを調査してみますので、楽しみにお待ちください。それではまた。

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