御朱印から見る吹田の神社仏閣(垂水神社)

御朱印を集めながら吹田の神社仏閣を散策するということで、これまでは阪急吹田駅やJR吹田駅周辺の神社を紹介してきました。今度は阪急吹田駅やJR吹田駅から電車に乗って駅から散策して訪問できる神社仏閣を紹介していきます。今回はその第一弾として阪急豊津駅から歩いて10分くらいのところにある垂水神社を紹介します。

阪急豊津駅から出てきたところ
踏切を渡って真っ直ぐ
信号を渡って豊津商店街へ

豊津駅を出て豊津商店街を歩いて行きます。豊津商店街は昔ながらの商店街だけあって色々なお店があり、散策していて楽しむことができます。今ではある意味希少な昔ながらの喫茶店や温泉という名を冠した銭湯があって、和菓子のお店やスイーツのお店も何軒かあります。商店街をずっと真っ直ぐ歩いて、わらび餅屋さんのところを右に曲がって道なりに進むと神社の参道に着きます。

昔ながらの喫茶店
温泉の名を冠した銭湯
このわらび餅屋さんが目印

神社の参道がしばらく続きますのでまっすぐ歩いて行くと、垂水神社にたどり着きます。神社の中は周辺の商店街や住宅地とは打って変わって非常に自然に富んだ環境になります。また神社の隣には広い駐車場もありますので車で訪れることもできます。

垂水神社の参道入口
垂水神社参拝者用の駐車
垂水神社入口

ここで垂水神社の基本情報を少し、大阪公式観光情報によると垂水神社の”垂水”とは”崖から流れ落ちる水”を意味するそうです。千里丘陵南端に位置する境内は地形的に丘陵からの湧水が生じる場所で、当地を鎮座地とする垂水神は古くから水の神として信仰されたそうです。孝徳天皇の御代(645年~654年:飛鳥時代)、この地の領主である阿利真公(ありまのきみ)ご祭神である豊城入彦命(とよきいりひこのみことの子孫)が、干ばつに苦しむ難波長柄豊碕宮に懸け樋を作って当地から水を送り、その功績をたたえられ「垂水公」(たるみのきみ)の姓を賜り、垂水神社が創始されたそうです。

さて神社に入るとすぐに手水舎と社務所があります。そこから少し進むと道が2つに分かれます。右側の階段を上がっていくと本殿があり、左側に進むと垂水神社の起源となる垂水の滝や小滝があります。

手水舎
入口すぐの分かれ道
本殿に向かう階段

まずは右側の階段を上がり本殿へお参りしてから右に進むと、皇太社や祓戸社戎社など多くの神々が祀られています。またこの辺りには弥生時代の遺跡もあったようです。本殿の背後からは街並みを見渡せます。

本殿と拝殿
皇太社
垂水弥生遺跡の説明
本殿背後からの景観

階段を降りて今度は垂水の滝に向かいます。途中には小滝や万葉の碑、津くよみの池があります。万葉の碑は志貴皇子が垂水の瀧を訪れた際に詠んだ歌で万葉集にも載っている有名な歌だそうです。歩いていると本当に豊かな自然を感じる風情のある風景でまさに都会の喧騒からはかけ離れ心身ともにリフレッシュすることができます。

小滝
万葉の碑
津くよみの池
津くよみの池を泳ぐ鯉

垂水の滝は垂水神社の起源にもなっている滝で1300年枯れることなく現在も水が流れ落ちています。滝に近づく際には土足厳禁なので、立ち入る際はこちらに用意されているスリッパに履き替えてから滝の近くに行きましょう。

土足厳禁の立て札
貸出しのスリッパ
垂水の滝
垂水の滝の真下から

最後にお参りの印として御朱印をもらいます。入口近くの社務所でもらうことができます。(ただし初穂料300円が必要です。)残念ながら、コロナ感染防止の観点から御朱印帳に直接御朱印いただくことができず、紙に書いてある御朱印をいただく形になります。

垂水神社社務所
ご朱印受付
垂水神社の御朱印

いかがでしたでしょうか。電車に乗ってのお出かけになりますが、都会の中にあるとは思えない非常に自然豊かで神々しい雰囲気を持つ神社でパワースポットとしても紹介されています。御朱印を集めながら心身共にリフレッシュされてはどうでしょうか。

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