御朱印を集めながら吹田の神社仏閣を散策するということで、前回の泉殿宮(いづどのぐう)に続いて
阪急吹田駅やJR吹田駅周辺の神社の御朱印を紹介していきたいと思います。
第2回目は泉殿宮からJR吹田駅に向けて府道14号線沿いを歩いて約10分の所にある片山神社です。
方除け・災難除け・火防の守護神である素盞烏尊(すさのおのみこと)が祀られ、主に厄除けと商売繁盛のご利益があるといわれています。
吹田グリーンプレイスの手前の赤い大きな鳥居が目印になります。
大きすぎて写真に収まり切りませんでした。
ここから階段を上がると非常に長い参道が続きます。
本当に長い参道です。
長い参道を抜けると、朱色の鮮やかな本殿が迎えてくれます。
お参りする前に手と口を清めようと手水舎に向かうと桃が描かれた珍しい手水舎でした。
またコロナ対策のため柄杓は置いてなく、センサーによってお水が出てくる仕組みになっています。
本殿をお参りしようとすると、次から次へと桃が現れます。
拝殿前には周りを干支で囲まれた桃が象られた祈願桃があります。
自分の干支の丑を触って祈念します。
そして拝殿にお参りしてすると、側に掲げられた絵馬もなんと桃。
拝殿から左手に行くと珍しい干支稲荷があります。
12支の干支ごとにお参りできるようになっています。
このような稲荷は初めてみました。
自分の干支の丑のお稲荷様にお参りしました。
最後にお参りの印として御朱印をもらいました。
なんとするとこの御朱印にも桃があります。
なぜ片山神社にはこんなに桃が祀られているのでしょうか。
自宅に戻って調べてみると”桃”は災難を振り払い福に転ずる果実といわれ、イザナキノミコトが桃の実の精霊によって災難を逃れ、片山神社のご祭神(スサノオノミコト)をお生みになったそうです。
まさに桃は片山神社のご利益である厄除けの象徴だったわけですね。納得です。
阪急吹田駅からもJR吹田駅からもお散歩にちょうど良い距離ですので是非一度足を運ばれてはいかがでしょうか。