一寸法師(いっすんぼうし)は、実は関西人という事をご存じでしょうか?

よく知られているおとぎ話「あるところにおじいさんとおばあさんがおりました…」的お話しの元は、室町時代〜江戸時代に伝えられている読み物、御伽草子(おとぎぞうし)。

それによると、いっすんぼうしの父母は、津の国(つのくに)難波の里(なにわのさと)出身で、子どもを授けて欲しいとお参りするのは、住吉大社(すみよしたいしゃ)、すみよっさん。しかし、授かったのは背丈が一寸(3㎝)。

わ〜、ないわ〜。

ところで、そういえば、法師(ほうし)ってなんなん?

と、今までな〜んも思わなかった人も多いと思うけど

「それ何?」(NHKのチコちゃんに叱られる風)

多くの人がチコちゃんに、つっこまれるはず。

…チコちゃんは、知っています。

「一寸法師の法師は、」ドドン「男の子という意味〜」

法師=お坊さん説も魅力的だけど、すみよっさんの授かり物と考えると、ここは男子説でしょ。お姫さまも略奪するし。仏にお仕えしてそうな気はしない。

さて、一寸法師は、身長一寸(3㎝)のまま15歳で自立を決意して、縫い針を刀にし、お椀の舟と箸の櫂(かい)で、淀川を上り、鳥羽の津(鴨川と桂川が合流するあたりらしい)に上陸し、都に入り、三条の宰相殿(さんじょうのさいしょうどの)の屋敷で働くことになっている。

え?吹田と関係ない?いやいや〜。わかるでしょ〜。

「なんと、一寸法師は吹田を通過していた!しかも、お椀で!!!」

次週へつづく

住吉大社では、一寸法師を体験できる。

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