吹田にぎわい観光協会さんが作られている旧吹田村観光コースを回ってみました。
旧吹田村観光コースの詳細
JR吹田駅→さんくす夢広場→旭通商店街→内本町コミュニティセンター→高浜神社→吹田市制発足の地・碑→浜屋敷→観音寺→南町道標(旧街道分岐点)→吹田の渡跡→高浜橋→大の木神社→旧西尾家住宅→茅葺の旧家が残るまちなみ→光徳寺→常光円満寺→泉殿宮→阪急吹田駅の5kmのコースです。
実際に旧吹田村観光コースを歩いたときの様子
まずはJR吹田駅からスタートです。
時間は11時ちょっと前。
まずは階段を下りて、さんくす夢広場へ。
このあたりはいつもよく見る風景ですね。
交番とタクシー乗り場の間を通って、旭通商店街方面へ。
旭通り商店街です。
商店街を抜けていきます。
まだまだ商店街です。旭通商店街は吹田で一番長い商店街で500m以上あります。
交差点を超えて
もう少しまっすぐ行くと、内本町コミュニティセンターが見えます。
次は高浜神社に向かいます。信号を渡って右のほうへ。
高浜神社です。5世紀ごろに創建されている吹田を代表する神社です。
まずはお参りをして。
おみくじもあります。
次は吹田市制発足の地・碑に向かいます。高浜神社をでて、まっすぐ。宮の前通を進みます。(大阪合気道会本部道場を左に見て。)
するとすぐのマンションのところに碑があります。旧吹田村・旧吹田町役場跡→旧吹田市役所跡となっていて、昔はここが吹田の中心だったのがわかります。
まだまだ。宮の前通を進みます。すると浜屋敷の看板が見えてきます。
浜屋敷の西門です。正門はもう少し先。
石碑が見えたら左に曲がります。
舗装された道。
浜屋敷(吹田歴史文化まちづくりセンター)が見えました。
浜屋敷は立派な建物ですよね。
このルートは案内されている施設全部回ります。
次は観音寺です。浜屋敷を少し進んだ向かい側にあります。
昔の高僧の行基が彫った聖観音を本尊とされているということです。
道なりに進みます。
突き当りを左に。
春日温泉さんを過ぎてすぐのところ。
交差点に道標が見えます。
左:中山、池田・伊丹・岡と書かれています。
右:京、茨木、総持寺、富田、高槻、勝尾寺、芥川と書かれています。
すく大阪となっています。
詳細な説明がされています。亀岡街道と吹田街道の分岐点で、吹田の渡しから繋がっているんですね。吹田街道というのは今の豊中吹田線ですね。
次は来た道を戻って、吹田の渡しに向かいます。まっすぐ進むと安威川に突き当たります。
少し右に進むと道路を渡ったところに広場があって、吹田の渡しの紹介があります。
吹田は港町だったんですね。
吹田の渡し跡です。さすがに泳いで渡るのはつらそう。
吹田の渡しがあったところには今は上高浜橋がかかっています。
川沿いに高浜橋を目指します。
高浜橋です。
高浜橋は渡らずに、今度は逆側に進みます。
高浜小橋もあります。
橋の下は埋め立てられていて、今は川ではないです。
ここが一番道を間違いやすいかも。たばこの看板が見えた交差点で左に進みます。
道をまっすぐ。
右手に公園が見えます。
泪之池遊園と書いています。看板の汚れが泪っぽく見えてしまって、ちょっと地名は怖いかも。
泪の池の由来が書かれています。
平景清の詳細が書かれています。平家物語にも出てくる人なんですね。
公園の向かい側にお墓があります。
入口のお墓は大関松の音善蔵の墓となっています。吹田出身のお相撲さんで、人気絶頂の時に病に倒れて亡くなったそうです。
まっすぐ進んで、次は大の木神社に向かいます。
突き当りを左に。
大の木神社が見えてきました。
本殿です。
大の木って入口にあるこれのことかなって思いますよね。
実は本殿の後ろにこんなに大きな木があります。
びっくりするほど大きいです。樹齢700年ということですが、枯れる前に見たかったです。
大乃木大明神と書いてあります。
泉殿宮が管理している神社なんですね。
次は旧西尾家住宅に向かいます。大野木神社から少し進んで、お米屋さんが見えたところを曲がります。
まっすぐ進みます。
西尾家住宅の大きな壁が見えます。
西尾家の入り口です。この時は工事中で入れませんでした。
令和3年6月に工事が終わる予定となっているので、見学できるのはその後ですね。
旧西尾家住宅の看板です。
こちらは旧仙洞御料庄屋屋敷となっています。仙洞御料というのは上皇の所領地ということで、西尾氏は上皇の所領地の庄屋さんということですね。
元の道に戻って、今度はまっすぐ進みます。
石塀を横に見て
旧西尾家の勝手口でしょうか。
大きな道にぶつかったら右に。
進んでいきます。
茅葺の旧家はこれのことだと思います。下は瓦ですね。
路地を見ると杉焼の壁とか、石が置いてあるところはちょっと面白いかも。
ファミリーマートが見える横断歩道を渡り、間の道を進みます。
まっすぐ進みます。
細い路地には入らず、右に。
すぐのところを左に。
交差点があるので、少し左側を見ると
光徳寺があります。
立派な門です。
この時は外から山桜が咲いているのが見えました。
光徳寺を後ろに見て進みます。
突き当りに常光圓満という文字が見えます。
横断歩道を渡って、少し左に行くと石碑や門が見えてきます。
仁王像が立っています。
こちらにも
中に入るとこんな感じ。お地蔵さんがかわいいです。
とっても優しいお顔。耳たぶはやっぱり長いですね。
常光円満寺さんは寺ヨガもやっているということで、一度取材してみたいと思ったりしています。
次は最後の目的地。泉殿宮を目指します。円満寺さんを出て、右手へ。JRを超えるので、JRの線路の方向へ向かいます。
トンネルをくぐります。
トンネルをくぐって、まっすぐ
泉殿宮の石碑が見えてきます。これを左に。
まっすぐ歩くと泉殿宮が見えてきます。
屋根についていた飾りだそうです。魔除けの意味と補強の役割だそうです。かなり大きい。
本殿です。立派!
今は水は出ていませんが、霊泉だそうです。元々、アサヒビールが吹田に工場を作ったのも、泉殿宮においしい水が出ていたらだそうです。
泉殿宮を抜けるとすぐ阪急電車へのトンネルです。
阪急電車の駅には12:45に到着しました。写真を取ったり、ゆっくり歩いて大体2時間というところです。
旧吹田村コースを歩いてみての感想
かなり面白いところがいっぱいあります。特に吹田の渡しと大の木神社は一度見ておくと面白いかなと思いました。寺社も大きいですし、吹田に引っ越したばかりの人や子供と一緒に回るのはオススメです。
マイクロツーリズムが流行っているので、ぜひ吹田を歩いてみませんか。