おはようございます。
先日ふとしたことで図書館について調べる機会がありました。最近は、蔵書をWEBで調べて貸出可or貸出中かを確認したうえで、貸出の予約をすることもできます。
いつの間にか便利になった図書館ですが、皆さんどの程度利用しているのでしょうか?
正直、私は社会人になってからほとんど利用していませんが、中学生くらいまでは身近な存在だったようにも思います。本日は、そんな身近にある図書館について調べました。
吹田市の図書館
吹田市には、分室も併せて10の図書館があります。その中でも中央図書館は阪急吹田駅から、徒歩で10分程度のところにあります。
ご存知ない方も多いと思いますが、図書館にまつわる統計データは毎年公開されていて、誰でも見ることができます。2020年度(令和2年度)の代表的な数値を以下に紹介します。
- 蔵書数:1,138,249冊
- 貸出点数:2,504,847冊
- 延利用者数:652,074人
これらの数値を見ると、蔵書数は毎年増加傾向にありますが、貸出点数と利用者数は年々減少傾向で、コロナウィルスの影響が大きいと思いますが2019→2020年度では大きく落ち込んでいます。
図書館にまつわる数値
図書館では、面白い数値も取得しているので、ご紹介していきます。
まずは、貸出点数からですが、貸出数を市の人口で割った市民一人当たりの貸出点数は6.65冊となっています。市民が満遍なく借りていれば約7冊程度でしたが、実際の利用者数一人当たりの貸出数は47.68冊と約7倍程度の差があります。ここから利用している人としていない人との差が大きいとこがわかります。
- 市民一人当たりの貸出点数:6.65冊
- 利用者一人当たりの貸出点数:47.68冊
次にホームページ関連の数値を見ていくと、アクセス数はその年によって増減していますが、蔵書検索件数や予約件数は緩やかに増加傾向なので、ホームページとしては結果を出している状況と感じます。
- ホームページアクセス件数:1,083,491件
- ホームページ蔵書検索件数:6,914,676件
- 予約件数:1,130,473件
最後に年齢別の貸出点数を見てみます。表を見ると10才代→20才代になるにつれて貸出点数が減少しています。30才代では大きく回復し、40才代ではピークを迎えることになります。この表を見ると、子供ができる世代では自分の本+子供の本で利用するために多くなり、中学生から社会人になるとめっきり図書館を利用しなくなることがわかります。
~6才:205,426
~9才:158,815
~12才:129,185
~15才:44,611
~18才:26,886
~22才:39,119
~29才:62,026
30才代:384,305
40才代:535,865
50才代:316,771
60才代:292,513
70才代~:354,031
最後に
今回ご紹介したデータ以外にも、お金にまつわることや人にまつわることなど、細かいデータが公開されています。普段利用している図書館がどのように運営されているのか興味がある方は、下記URLから確認してみて下さい。
それではまた。